不法投棄による環境問題

不法投棄とは、廃棄物を適正に処理せず、みだりに道路や空き地などに捨てる行為のことです。空き缶やタバコの吸い殻などのポイ捨ても不法投棄にあたります。
山や街、海などに不法投棄することにより環境が汚染されたり、生態系が崩れたりします。
では、なぜ不法投棄はなくならないのでしょうか?
それは「分別が難しい」「処理するのに費用がかかる」「分別するのに手間がかかる」といった理由で不法投棄する人が多いようです。
しかし、不法投棄は廃棄物処理法により、5年以下の懲役もしくは1千万円以下(法人は3億円以下)の罰金が科せられます。さらには、不法投棄未遂についても罰せられることになります。
このように法律でも定められているほど、不法投棄は重大な問題と考えられています。
環境を汚さない、生態系を崩さないように一人一人の意識が必要です。
洗って分別する、ゴミはゴミ箱に捨てる、これらの基本的な事以外にも処分にお金のかかるものもあるので処理施設に連絡して処分してもらうなど不法投棄をしないように心がけましょう。