バイオマスとは?

新エネルギーの1つでもあるバイオマスとは一体どんなものなのでしょうか?
バイオマスとは、「動植物から生まれた、再生利用可能な有機性の資源(石油などの化石燃料を除く)」のことです。
バイオマスは、二酸化炭素(CO2)を増加させない「カーボンニュートラル」と呼ばれる特徴を持っており、地球温暖化の防止や地球資源の活用により持続可能な循環型社会の実現が可能となります。
バイオマスにはいくつか種類があり、廃棄物系バイオマス、未利用バイオマス、資源作物に分けられます。
廃棄物系バイオマスには家畜の排泄物、生ゴミ等の食品廃棄物、廃木材等の木質バイオマス、古紙等の紙類などが、未利用バイオマスには稲わら、麦わら、もみ殻、林地残材等が、資源作物にはサトウキビやトウモロコシ等のでんぷん・糖質系作物、なたね等の油糧作物があります。
これらを活用して作られるエネルギーをバイオマスエネルギーといい、燃焼させるだけでなく、エタノールを発生させて車の燃料にしたり、プラスチック化して使用したりと幅広く利用できる資源です。