循環する社会へ。
私たちは、入口から出口まで責任を持つ。
ENVIRONMENT
戦略の三本柱
「入口戦略(資源回収)」「中間戦略(再資源化)」「出口戦略(資源利用)」の一貫したバリューチェーンとなることで、
リーディングカンパニーとなり、最適化・高度化が可能になります。
それぞれのフェーズごとに意識することで、計画がより着実で実効性を伴いやすくなります。
- STEP 01
-
資源回収(入口戦略)
2025~2026年回収量と分別品質を高めることで、中間処理以降の効率化や再資源化率向上を狙う。- 早期に基盤整備(回収拠点、車両更新、分別教育など)を行い、その後の拡大投資に備える
- 数量確保と品質向上のバランス
- 広域化と共同化
- 基盤整備と周知が先行
- STEP 02
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再資源化(中間戦略)
2027~2028年本格的な設備投資(高度分別・ケミカルリサイクルなど)を行い、再資源化事業の収益力と技術レベルを引き上げる。- 同時に法令遵守や安全管理、BCP面を強化し、大規模化に伴うリスクに対処
- 再資源化技術への投資が収益性を左右
- 工程ごとのKPIを可視化し、ボトルネック解消
- 法令順守と安全面の強化
- STEP 03
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販路(出口戦略)
2029~2030年再生材の販路拡大やブランド化を推進し、国内外での需要を取り込み、リーディングカンパニーとして企業価値を最大化。- サブスクや長期契約モデルで安定的な収益基盤を構築し、循環ビジネス全体のシェアを拡大
- 販路・マーケティングが再資源化ビジネスの収益を左右
- ブランディング・情報開示で企業価値向上
- 用途開発と共同研究
脱炭素経営の取り組み
1 排出量の「見える化」
- Scope1(自社直接)、Scope2(購入電力)、Scope3(サプライチェーン)を算出し、部門別KPIを設定。
- CO₂削減率とコスト効果を数値で管理することで、全社的なPDCAを回しやすくする。
2 施策候補の優先順位付け
- 設備更新、省エネ運用、物流ルート最適化、調達基準見直しなど、投資対効果と実行可能性で整理。
3 CO2排出量の削減目標達成に向けた取組み
- 1 全社SBTi目標の確認
-
削減対象年・削減率の把握
- 2 排出量分布の把握
-
Scope1〜3を部門別に
可視化
- 3 施策候補の整理
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投資対効果や実行可能性で
施策を評価
- 4 部門別KPIの設定
-
指標管理体制を構築
- 5 PDCA設計
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2030年目標達成に向けて
進捗管理
取り組み事例
ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)契約締結
2024年12月、山陰合同銀行様と、同行初となるPIF契約を締結しました。これは、当社の環境・労働への取り組みが社会にネガティブな影響の低減に寄与するとして評価されたものです。
営業車のハイブリッド自動車・水素自動車の使用推進
地球環境に配慮した事業を展開する企業として、当社では営業車の大半にハイブリッド車および水素自動車を積極的に導入し、脱炭素社会の実現に貢献しています。
定期的な車両入れ替え
収集運搬車両をはじめ、事業活動で使用する社用車を定期的に新調しています。全体の約9割が平成27年度燃費基準達成車であり、環境に配慮した車両でお客様のもとへお伺いしています。
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クラウド推進による紙の削減
会議資料や紙マニフェストなどの紙使用量削減に向け、会議参加者にはノートPC、ドライバーにはタブレットを支給しています。また、顧客には電子マニフェストへの移行と優先利用をご提案しています。
家庭リサイクル
従業員の家庭から出るペットボトルやキャップ、アルミ缶、スチール缶のリサイクル可能なごみを専用ボックスで回収しています。回収物の売却益は社会貢献活動や社内イベントに使われます。
広域清掃
地域の環境美化に向け、本社周辺の清掃活動を毎月行っています。2005年より始まり、2025年2月に通算200回を迎えました。2024年からは清掃範囲の拡大や地域の学生との協働にも取り組んでいます。